Mark Rothko マーク＝ロスコ、 『Orange and Tan』1954

マーク・ロスコ（1903ｰ1970）は、ロシア系ユダヤ人でアメリカで活躍した画家です。第二次大戦後のアメリカで最も有名な芸術家の一人です。

ロスコが40代半ばで到達した「カラーフィールド・ペインティング」を基調とた「マルチフォーム」配置。

キャンバス全体に少ない色数で大きな面を塗り込み、様々な形態の色面を配置する特徴的なスタイル（カラーフィールド・ペインティング）は、その後、縦長のキャンバスに四角の色面を縦に配置していく作品シリーズに進化していきます。※マルチフォームの進化

（Muitiform, 1948）

ロスコは生前、自身の作品は人間の基本的感情を表現していると説明し、色彩だけで芸術性を語られるべきものではないとしています。抽象表現主義にカテゴライズされることも拒否していたロスコ。

民族、国家、時代、宗教、哲学をロスコとシンクロさせることは難しいですが、ロスコの作品からは、秀逸なカラーデザインを超える何か、つまり人間の基本的感情に刺さる何かを想起させるオーラが出ているのかもしれません。

オリジナル制作年：1953年

オリジナル所蔵：The Museum of Contemporary Art, Los Angeles (MOCA)（ロサンゼルス現代美術館, ロサンゼルス, アメリカ）

※本作品はオリジナルを忠実に再現したアートプリントです。

※本商品は「キースハンガー受け」が本体に付いております。掲示の際は、※別売りのキースハンガー（壁打ち込み用）、またはワイヤーフック＋フック（壁打ち込み用）をご利用ください。重量は約3.1㎏。

※別売り各フックは4月15日以降掲載予定です。

※ギフトラッピング対象外商品です